インフルエンザウイルスは1度感染すると免疫ができるの?

インフルエンザもウイルスが原因となるのはかぜと同じ
かぜとはウイルスの種類が違うので症状が違いますが
インフルエンザの特徴は何回も感染することといえます

かぜウイルスとインフルエンザウイルスが大きく違うのは
変異を繰り返して次々と新型ができることにあるのです


インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型があり
それぞれに次のような特徴を持っているのです

A型インフルエンザ
トリや豚、馬などの動物に感染して亜型と呼ばれる
小さな分類をする為に144種類もの型になるとされる


B型インフルエンザ
種類は2種類でヒトにしか感染せず、一般的に知られる
インフルエンザ特有の症状が顕著に現れるのが特徴


C型インフルエンザ
1種類しかなくヒトにしか感染しない。B型に比べると
かぜに似た症状をみせ、流行傾向がさだまっていない


ヒトがインフルエンザウイルスに感染する場合は
ウイルスがのどや気管の上部に付着して増殖する為
全身がそれに対する免疫をもちにくいと考えられます

その為に免疫が記憶される期間が短く長続きしません
また、前述のようにインフルエンザウイルスが変異して
新型ウイルスになることでさらに免疫がつきにくいのです

A型インフルエンザウイルスが変異して新型インフルエンザとなる

インフルエンザは変異が速いRNAウイルスに分類されます
DNAウイルスに比べて表面のNA(ノイラミニターゼ)や
HA(ヘムアグルチニン)という突起が小変異を起こすのです

少しですが形を変えるために免疫が効かずに感染します
しかも小さな連続変異では人体もひっかかりにくくなると
十年単位で大変異を起こして完全に新型となるのです

新型インフルエンザが豚インフルエンザの時のように
世界的に爆発的流行、いわゆるパンデミックとなるのは
こうしたA型インフルエンザの変異が原因なのですね

B型の小変異やA型の大変異によるインフルエンザ感染から
予防する為にワクチンを接種するのですがそれでもさらに
予防対策するためにマスクや手の消毒などが必要になります

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