SARS 重症急性呼吸器症候群とは?原因と流行状況

SARS(サーズ)は2002年に中国広東省で発生した
原因不明の肺炎が翌年にはベトナム、香港に拡大
感染者がカナダ、ドイツ、シンガポールなどに
帰国して一気に各国へ広がったものです

WHOではこれをSARS(重症急性呼吸器症候群)として
世界に警告しましたが、それでも中国、インドネシア
カナダなどで流行が広がり続け、患者は約8000人に上り
死者が800名近くも出る被害となったのです

緊急事態に世界中が移動の自粛など協力体制に入り
2003年7月に流行が収束したと見られています
今も監視は続けられており、2004年に北京などで
9件の発生が確認さた後は報告されていません

SARS 原因と症状 予防対策はどうすればいいのか?

SARSは原因不明とされていましたがその後の研究で
新種のコロナウイルス(SARSコロナウイルス)が
原因で発症することが分かりました

本来コロナウイルスは鼻かぜの原因だったのですが
SARSコロナウイルスはそれとは違うものだったのです

最新の研究結果ではコウモリからハクビシンへとうつり
変異してヒトへ感染する形となり侵入したと見られています

SARSの症状は約5日〜6日間の潜伏期間を経て急激に発症
発熱、頭痛、倦怠感、筋肉や関節の痛みと訴えるのですが
インフルエンザの症状に似ているので違いが分かりずらいです

患者は子どもよりも20代から高齢者に多いのが特徴で
1割の患者は呼吸困難や肺炎を起こす危険性があります

原因は分かったものの、世界的な感染を見せて収束したので
ワクチンの量が少なくあまり多くは接種できない状態です

予防としては街中よりも病院内での院内感染の可能性が高く
肺炎の患者が感染のもとになりやすいので対応が要ります
マスク・ゴーグル・手袋・手洗い消毒なども重要です

>>子供用マスクの通販情報はこちら


セントラル短資FXとは